こんにちは。はちぼうです。
つい先日、ティファールの電気ケトルを妻が落としてしまい、蓋の部分が壊れてしまいました。
幸いお湯を沸かす前だったので怪我はありませんでしたが、電気ケトルの蓋を固定する箇所が壊れてしまって蓋が閉まらなくなりました。
蓋を開けたままでもお湯を沸かすことはできるのですが、ケトルのお湯がなくなるまで加温が継続するという困った状態になってしましました。
我が家の場合、電気ケトルは毎日使用しています。そのため、新たに購入をすることにしました。
また、今年の春に待望の第2子を出産するため、ミルク作りにも活用できるものを探していたところ、ティファールの温度コントロール付き電気ケトルが調乳ポットの代用にも使えそうなので購入してみました。
この記事では調乳ポットを探している方へ向けて
- ティファールの温度コントロール付き電気ケトルが調乳ポットの代用になる理由
について私なりに調べたことをご紹介します。
調乳ポットを検討されている方にぜひ参考にしていただければと思います。
そもそも調乳ポットってどんなもの?
まずは調乳ポットについてざっくり説明しておきます。
調乳ポットは70℃のお湯を保温しておける道具です。
赤ちゃんのミルクを作るときは粉ミルクをお湯で溶かす必要があるため、まずお湯を沸かす必要があります。
特に夜中にミルクをあげたりするときはお湯を沸かすだけでも煩わしい作業になるため、調乳ポットでお湯を保温しておくことでミルク作りの手間を軽減できます。
ちなみに先ほど70℃で保温と説明しましたが、この温度はWHO調乳ガイドラインというもので推奨されている温度です。
なぜ70℃以上のお湯が推奨されているのでしょうか?
先ほどのWHO調乳ガイドライン(p21)には次のように書かれています。
3.2.3 調乳水の温度 FAO/WHO のリスク評価(FAO/WHO、2006 年)によると、70°C 以上の湯で PIF を調乳する場合、 粉乳中に存在している E.Sakazakii についてはこの温度で死滅することから、リスクは劇的に減少する。 このリスク低下レベルは、授乳時間が長くなった場合(つまり、2 時間まで)や、周囲の室温が 35°C に達する場合であっても維持されるものである。結果として、70°C 以上の湯で PIF を調乳することで、 全ての乳児-食の遅い乳児のみならず、調乳した粉ミルクを冷蔵することが容易には出来ないような 温暖な地域(例えば、発展途上国)の乳児であっても-に対するリスクを劇的に減少させることにな る。
つまり、粉ミルクに存在する菌(E.Sakazakii)を死滅させるために70℃以上のお湯を使用することが推奨されているということですね。
調整に使用する水を殺菌するために70℃以上のお湯が必要と実は勘違いしていました。
沸かしたお湯を再び冷ましてから粉ミルクを溶かすといった方法は粉ミルク中の菌を死滅できないので厳禁ですよ!
話が少し逸れてしまいましたが、調整ポットはミルク作りに必要なお湯を適切な温度で保温しておける道具ということですね。
ティファールの温度コントロール付き電気ケトルについて
それでは調整ポットの代用品ということで私がオススメするティファールの温度コントロール付き電気ケトルについてご紹介したいと思います。
あっという間にすぐに湧く♪ティファ〜ル♪♪でおなじみのティファールの電気ケトルですが、温度コントロール可能な電気ケトルも発売されています。(我が家の壊れた電気ケトルは温度コントロールできないタイプでした。)
容量違いで2種類発売されています。
製品特徴
- 7段階の温度設定が可能
0.8Lタイプ、1.2Lタイプどちらも7段階の温度設定ができます。
ミルク作りに必要な70℃の温度設定ももちろん可能です。 - お好みの温度で60分間保温できる
60分間までですが保温できます。
この機種を調乳ポットとして使用する場合、すぐに70℃になるため、保温はあまり使用しないため問題ありません。
旧機種を使用していたときに保温機能があったら便利だなと感じていたので、むしろ普段使いの場面で重宝します。 - 空だき防止機能つき&自動電源オフ
安心の機能です。
0.8Lタイプと1.2Lタイプの違いは?
容量だけです!
と思っていたのですがいろいろと仕様が異なるようです。
タイプ | 0.8Lタイプ(アプレシア エージー・プラス) | 1.2Lタイプ(ジャスティン プラス) |
---|---|---|
抗菌素材「マイクロパンR」 | ◯ | ✕ |
ステイクリアシステム(注ぎ口ほこりよけ形状) | ◯ | ✕ |
ふたを開けたときにふたが固定される | ✕ | ◯ |
ふたが完全に取り外せる | ◯ | ✕ |
保温機能 | ◯ | ◯ |
コーヒー1杯分 (140cc/沸騰100℃まで) | 1分44秒 (最低水量300cc沸騰100℃まで) | 1分55秒 (最低水量300cc沸騰100℃まで) |
カップラーメン1杯分 (500cc/沸騰100℃まで) | 2分24秒 | 2分52秒 |
満水(水量は製品による/沸騰100℃まで) | 3分35秒(0.8L) | 6分20秒(1.2L) |
- 0.8Lタイプは「抗菌加工」や「ふたの取り外し」ができてより衛生的!
- 0.8Lタイプのほうが湯沸かしにかかる時間が短い
調乳ポットとして使用するなら衛生的に使えて湯沸かしも早い0.8Lタイプがいいですね!
私は大は小を兼ねるとの考えで1.2Lタイプの電気ケトルを購入していました。今回の記事を執筆中に仕様が異なることを知り、0.8Lタイプを購入しておけばよかったと少し後悔しています。
実際の湯沸かしにかかる時間を測定!
私が購入した電気ケトルは1.2Lタイプですが参考に70℃になるまでの時間を測定してみました。
タイプ | 1.2Lタイプ(ジャスティン プラス) |
---|---|
100cc、70℃まで | 約40秒 |
200cc、70℃まで | 約55秒 |
1分以内に70℃まで到達するので問題ないと思います。
ティファールの温度コントロール付き電気ケトルでミルクを作ろう!
今回は調乳ポットの代用としてティファールの電気ケトルをオススメする記事でした。
まだ第2子が生まれていないためミルク作りで電気ケトルを使用していないです。また使用したら作業の負担軽減の程度を追記したいと思います。
ちなみにコーヒーを淹れるという点では温度コントロール付き電気ケトルにしてかなり美味しく淹れることができるようになりました。
古い電気ケトルの場合、温度設定ができないため沸騰したお湯で淹れていたため味が濃くなってしまいましたが、温度コントロール付き電気ケトルの場合、希望の温度(私は80℃程度がオススメ)でコーヒー淹れることができるため美味しく淹れることができます。
ミルク作りだけでなく、普段使いでもオススメです。
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