みなさんは大切な家族写真のデータはどこに保存していますか?
私も以前はGoogleフォトなどのクラウドサービスを利用していたのですが、データをより安全に保存したいとの思いから、現在は家庭用NASに保存しています。
今回の記事では、家庭用NASで何ができるのかについてご紹介します。
そもそも家庭用NASとは?
家庭用NASというものを初めて聞いた方のために、家庭用NASというのがどのようなものか説明します。
NASとは、「Network Attached Storage」の略で、ネットワークHDDとも呼ばれています。
単純にネットワーク上に保存可能な場所を設けるだけなのですが、これだけでグンと利便性が増します。
例えば、一眼レフで撮影した写真を自分のスマホで閲覧したり、奥さん(旦那さん)がスマホで撮ったビデオを自分のスマホで閲覧したりすることができます。
もちろん閲覧可能なのは、同一ネットワーク(自分の家のwifi)に接続したアクセス許可された人に制限できるので、無防備に不特定多数に閲覧可能となるわけではありません。
NAS導入のための要件
必要なものは、基本的に下記の3品です。
- 無線LANルーター
- NAS
- HDD(NAS接続用)
家庭用NAS導入のメリット
家庭用NASを導入することが以下のメリットがあります。
- 家族の大切なデータを元のサイズで大容量保存できる
似たようなサービスで「Googleフォト」というのがありますが、Googleフォトの欠点として、元のサイズで保管する場合は15GBまでに制限されてしまうことです。
一方で、家庭用NASであれば、取り付けるHDD次第ですが、一般的には3〜4TBほど保存可能です。 - 通信量の節約になる
先程の「Googleフォト」の場合、閲覧するたびにGoogleにアクセスする必要があるため、通信量が発生しますが、家庭用NASであれば通信量は発生しません。(ただし、自宅で閲覧する場合に限ります。)
特に通信量の制限がある場合や通信速度の遅い場合には有効になるかと思います。
家庭用NASの活用シーン
- 奥さんのスマホで撮った写真(又は動画)を旦那さんのスマホで閲覧する。
例えば、平日、奥さんが子供と2人で公園に遊びに行ったとします。そのときにスマホで撮影した写真や動画をNASにアップロードするだけで、旦那さんは帰宅後に自身のスマホで閲覧したりできます。 - 一眼レフで撮影した写真を奥さんのスマホで閲覧する。
家族でお出かけした際に一眼レフで撮影した写真をNASにアップロードするだけで、家族それぞれが様々なデバイス(スマホやタブレット、PC等)で閲覧することができます。
家庭用NASのおすすめ機種
私のオススメの機種はSynology社の製品です。
そもそも、私自身も他社の製品を使用した実績がないので、比較はできませんが、セットアップも簡単で、Synology社製のアプリも一般人向けで大変使い勝手がいいと感じています。
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