気がついたらクールビズ期間に入り、世の中のビジネスマンもワイシャツ1枚で過ごす時期になりました。
ただ面倒くさいのがワイシャツのアイロン掛けなんですよね。
ドラム式洗濯乾燥機を導入したおかげで、アイロン掛けをしなくてもシワがあまり目立たなくなったので、スーツを上に着用するならワイシャツのアイロン掛けをしなくても何とかしのげます。
ただ、ワイシャツ1枚のみで過ごすには、パリッと感がないのでアイロン掛けが必要になってきます。
ウチのアイロンはもう10年以上前の安いタイプ(しかもコードレス)なので、アイロン掛けが異常に時間がかかってしまいます。しかも、それほどパリッとならない。。。
そこで今回は、ティファールの最新式のスチームアイロンを購入したのでレビューしてみたいと思います。
本記事では下記の内容をご紹介します。
- なぜスチームアイロンを購入したのか?
- ティファール ターボプロを購入した理由
- 使用した感想
それでは見ていきましょう。
なぜスチームアイロンを購入したのか?
アイロンを購入するにあたって、色々と商品を調べてみました。
ポイント1 アイロン方式の違い。スチーム式とドライ式
まず、アイロン方式にはスチームアイロンとドライアイロンがあります。
スチームアイロンはアイロンからスチーム(蒸気)が出て、そのスチーム(蒸気)が衣服の繊維を柔らかくしたところを高温のアイロンでパリッと仕上げる仕組みです。ブシュー!
対して、ドライアイロンは当然、スチーム(蒸気)は出ません。そのため、シワを伸ばしたりするには、スプレーを併用する必要があります。
初めは楽しくていいけど、慣れると面倒になるパターンになることが目に見えています。
しかも最近はスチームアイロンが主流で、ドライアイロンは古臭いのでそもそも機種自体が少ないです。
ただ、その昔ながらのというイメージも相まって、レトロなデザインのタイプに根強く人気があるみたいです。
とか、
ですね。
私も当初はこのデザインに惹かれて購入を検討しましたが、アイロンにレトロなデザインなんて求めても意味ない!(置き物じゃないんだし!)機能重視!と感じ、ドライアイロンは選択肢から外しました。
そのため、スチームアイロンを購入することに決定しました。
ポイント2 コード式かコードレス式か。
次の選ぶポイントとして、コードがあるタイプか、コードレスタイプかという違いがあります。
まず先にコードレスタイプについて説明しましょう。
コードレスタイプは、文字通り、コードがないのでアイロン掛けの最中にコードが邪魔になりません。これは本当にアイロン掛けが楽になると思います。
ただ残念なデメリットとして、都度、給電する必要があるということです。それもワイシャツ1枚おきではなく、襟→給電→袖→給電という感じです。これがめちゃくちゃダルいです。
もちろん私が過去に使用していたコードレスタイプのアイロンのグレードが低かったためで、ハイグレードであれば少しは改善されているかもしれません。
ただ、コードレスタイプのアイロンの仕組みとして、台座に置いているときだけ通電して、アルミプレートを温め、その保持した熱でアイロン掛けを行います。
当然、アイロンを台座から離せば、アルミプレートに保持した熱は下がる一方です。
ハイグレード品であれば給電の速さやアルミプレートの熱保持時間がいくらか向上しているかもしれませんが、この仕組みである以上、いくらハイグレード品であってもコードレスタイプの給電の煩わしさは残ったままだと思います。
一方で、コードがあるタイプであれば常に給電し続けている状態なので、そういったデメリットはありません。
デメリットとしては、コードがアイロン掛け中に衣服に引っかることがあるので、それが鬱陶しいですね。
私の場合は、これまで使用していたアイロンがコードレスタイプだったいうこともあり、あの給電の煩わしさが嫌だったのでコードありタイプにしました。
で、そこで最終的に購入したのが、ティファールのターボプロです。
ちょっと番外)ハンディースチーマーも検討してみた
ちなみにティファールのターボプロを購入検討時に、ハンディースチーマーも検討しました。
↑こんなタイプのものですね。
こちらの商品はアイロン掛けが手軽にできそうなのでとても惹かれました。
ただ調べてみると、スーツのシワ伸ばし程度といった具合で、ワイシャツをパリッとすることには向いていないようでした。
そもそも、ウチにはハンディー式のスチームクリーナーがあるので、スーツのシワ程度であればハンディークリーナーで代用できます。
そのため、ハンディースチーマーも選択肢から外しました。。
ちなみにハンディースチーマーの購入を検討している人は、スチームクリーナーでも十分に代用できるので、部屋の掃除とかにも使えることを考えると、スチームクリーナーのほうがオススメです。
ティファール ターボプロを購入した理由
スチームアイロンについては、ティファール以外のメーカーで良さそうなのがなかったので、ティファールの製品の中から選ぶことにしました。
そして、せっかく購入するのだから、スチーム量にこだわって選んだ結果、最終的に次の4機種に絞り込みました。
・アルティメット
・アルティメットスチームパワー
・ターボプロ
・アクアスピード
それぞれの比較です。
機種名 | アルティメット | アルティメット スチームパワー | ターボプロ | アクアスピード |
---|---|---|---|---|
かけ面 | エアーグライド | ??? | エアーグライド | 特殊セラミック |
ジェットスチーム | 最大140g/分 | 最大105g/分 | 最大110g/分 | 最大90g/分 |
通常スチーム | 最大25g/分 | 最大25g/分 | 最大25g/分 | 最大25g/分 |
水タンク容量 | 320ml | 350ml | 300ml | 280ml |
バーティカルスチーム | ○ | ○ | ○ | ○ |
オートクリーン | ○ | ○ | ○ | ✕ |
スリムな先端 | ○ | ○ | ○ | ✕ |
水漏れ防止機能 | ○ | ○ | ○ | ✕ |
水あか防止バルブ | ○ | ○ | ○ | ○ |
セルフクリーニング機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
自動安全停止機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
サイズ 幅×長さ×高さ | 15.5*32.0*16.0 | 15.5*32.0*16.0 | 14.5*31.5*15.0 | 13.0*31.1*15.5 |
本体重量 | 約1.7kg | 約1.6kg | 約1.5kg | 約1.4kg |
気になった機能をいくつか紹介。
- かけ面
かけ面については、エアーグライド加工というのが現時点での最上位グレードのようです。エナメルコーティングを2層にすることで今までにないすべりの良さを実現とのことで、ティファール史上最高のすべり!だそうです。 - スチーム
スチームには、ジェットスチームの項目と通常スチームの項目があります。ジェットスチームはジェットボタンを押したときに噴射されるスチーム量です。通常スチーム量はどれも一緒なので、あまり気にしなくてもいいかなと思います。 - バーティカルスチーム
アイロンを立てた状態でスチームが噴射されるため、ハンディースチーマーのようにハンガーにかけたままシワのばしができます。ただ、重量があるのでほぼ使わない機能だと思います。 - オートクリーン
自動でかけ面がクリーニングされる機能です。仕組みは下記の画像が参考になります。繊維くずが二酸化炭素になるという何やらスゴそうな機能。。。
やはり最上位機種のアルティメットが一番機能面で優れています。また、重量によるアイロン掛けの効果も期待できそうです。ただその分、サイズや重量も一番大きいので、扱いにくいといったデメリットはありそうですね。
アクアスピードはサイズや重量はこの中では小さく、扱いやすそうです。ただ、オートクリーンや水漏れ防止機能などがついていないので機能面では劣っています。
個人的には、サイズや重量による扱いにくさはあまり気にしていなかったのですが、アイロン台のアイロン受けの幅が14.5mmだったため、幅が15.5mmのアルティメットは諦めました。。
そこで、幅が14.5mmで機能もアルティメットと同等のターボプロを購入することにしました。
今となってはアイロン受けを使わなければいい話なので、アルティメットでもよかったかもしれません。
ちなみに私が使っているアイロン台はイケアのデンカという商品です。
こちらのアイロン台はものすごくオススメなので今度記事にしたいと思います。
ターボプロを使ってみた感想
ではターボプロを実際に使ってみた感想をレビューします。
- シワ
シワについてはすごく簡単にとれます。特に綿100%のワイシャツだと、シワがすごく取れにくいというのがあったのですが、こちらのターボプロだと驚くほど簡単にとれてくれます。 - パリッと感
パリッと感も以前のアイロンとは明確に違います。クリーニング仕上げとまではいきませんが、ほぼ近い仕上がりにはなると思います。このパリッと感のおかげで、朝着るのが楽しみになりました。今日も頑張るぞーっていう。 - 掛け心地
こちらのターボプロはアルティメットと同様にエアーグライドかけ面という加工がしてあります。前のアイロンでは進みにくいということがありましたが、確かにターボプロではスイスイ動きます。ただジェットボタンでスチームを噴射したときは少し進みにくくなるような気がします。 - サイズ
やはり届いたときはめちゃくちゃ大きく感じました。特に以前使用していたアイロンは、安物だったので、ゴッツい感じはとてもあります。ただ、実際のアイロン掛けでは慣れるというかサイズが大きいからアイロン掛けがしにくいと感じることはないです。 - バーティカルスチーム
ハンガーに掛けながらアイロン掛けができる機能ですが、アイロン自体が重いのでほぼ使わないです。この機能があることを理由に購入する必要はないですね。
まとめ
今回はティファールのターボプロについて紹介しました。
ドラム式洗濯乾燥機のおかげで、もともとのシワの発生を抑えられているものの、やはりワイシャツ1枚で着るには無理があります。
今回紹介したティファールのターボプロであれば、簡単にパリッと仕上げられるのでオススメです。
あと、個人的にはアイロン作業の時短も期待していました。
古いコードレス式のアイロンよりは早く終わることができるようにはなりましたが、めちゃくちゃ時短になるとうことはありませんでした。
私の場合、アイロン掛けをする時間よりも、ワイシャツをアイロン台にセットし直す作業に時間がかかっているのが原因かもしれません。
ちなみに家電を安く購入する方法について、下記の記事でご紹介しています。
ポイント込みの価格ですが、アマゾンや価格コムよりも安く購入できるケースがあるの見てみてくださーい。
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